2011年6月5日日曜日

2007年度に刊行した著作とその反響

2007年度に刊行した著作とその反響

『ケインズとケンブリッジ的世界 市場社会観と経済学』(ミネルヴァ書房。pp. xi+401ページ。20072)

*『毎日新聞』(129日号)「2007年この3冊』で取り上げられている(選者、伊東光晴名誉教授 [京都大学])。

*『経済学史研究』(経済学史学会) での書評 第50巻1号(pp.124-125. 2008年7月。評者:中矢俊博教授 [南山大学])

*『歴史と経済(旧土地制度史学)(政治経済学・経済史学会) での書評第201 (pp.73-74. 200810月。評者:服部正治教授[立教大学])

『市場社会とは何か ヴィジョンとデザイン』編著 (Sophia University Press 上智大学出版。約350ページ。20075)

*『毎日新聞』(78日号)に伊東光晴名誉教授(京都大学)の書評が掲載されている。

*『経済セミナー』(2007年8月号)の「新刊書紹介」 (p.109) に登場。

*『ソフィア』(第56巻第2号)に下平裕之准教授 (山形大学) の書評が掲載されている。

121日に経済学史学会関東部会で、この著作をめぐってパネル・ディスカッションが開催された。

(寸評) 全体としては、私たちのスタンスに賛同を示す参加者 – 厳しい感想も交えつつ – が多かった。いろいろなサイトで、今後、賛否両面から取り上げられていくことであろう。なお、この企画はさらなる発展を期して、活動中である (2つの企画がある)。参加者約30名。

『ケインズ100の名言』(東洋経済新報社。約250ページ。2007年7月)

*浜矩子教授(同志社大学)の『エコノミスト』誌(911日号)
*立脇和夫教授(早稲田大学)の『金融財政』誌(1015日号)
*小峯敦准教授(龍谷大学)の『龍谷大学経済学論集』(47巻第12号。10pp.63-86) 誌での書評をはじめ、このような反応がある]

*関連招待 1月8日() PHP総合研究所東京本部: 「ケインズとはどのような人物だったのか」
『ケインズ100の名言』をもとに話して欲しいとの依頼を受け、出かけていった。

 参加者:「新しい人間観の研究」[267] (渡部昇一氏、土居健郎氏、木村治美氏、松田義幸氏、ロバート・ワーゴ氏、[谷沢永一氏は病欠]): 非常にリラックスした雰囲気のなかで私の話を聞いてもらえた。またいろいろな刺激を受けることもできた。土居先生からは冒頭「非常に面白いよ」との感想をいただく。もっとも多く質問を受け、対話することになったのは渡部先生である。話し合ったのは初めてであったが、包み込むような雰囲気のある方で、大変気さくで楽しく話すことができた (谷沢先生からは『生き方通』をいただいた。なるほど、と思うことが洒脱に書かれている)