『一般理論』再考 平井俊顕(上智大学)
『一般理論』再考
平井俊顕(上智大学)
はじめに
1. 基本的姿勢
1.1「厳密な理論」の提唱
1.2 古典派の二分法批判
1.3「貨幣的経済理論」の提唱
2. 中枢モデル - 有効需要の理論
2.1 モデル
2.2 分析手法の特色
2.3 ケインズの主張する「精密な因果分析」
3. 重要な考え
3.1 不完全雇用均衡
3.2 「均衡」
3.3 期待と不確実性
3.4 ケインズの価格理論 (ch.21)
3.5 組織化された市場についてのケインズの見解 ― ジレンマ
4. 利子率と貨幣
5.他の理論・学派にたいする批判
5.1「古典派」(= マーシャル、ピグー) 批判
5.2「新古典派」(= ヴィクセル・コネクション) 批判
むすび