学内共同研究「グローバリゼーションの光と影」
第2回国際ワークショップ開催のお知らせ (2010年)
近年のグローバリゼーション - 地球規模での市場社会化現象 - の進行をいかに理解し、いかに評価すべきか、そしてそこに潜む光と影を研究するとともに、いかにすればその影を是正できるのかを明らかにする - これが当該研究の目的ですが、そのために米英を中心に進められたグローバリゼーションと、それによって中国、コロンビアなどがどのような影響を受けてきたのかなどを、学際的に追究していくことを目指しています。
そのような意図のもとに、第2回国際ワークショップを以下のような次第で行います(本年1月にグラーツ大学[オーストリア]での開催に続くものです)。ご関心のある方の参加を歓迎いたします。会場の事情により、10月16日(土)までに下記宛ご連絡をお願いいたします (無料です)。
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1. 会場: 図書館L911会議室
2. 日時:10月22日 (金) および23日 (土)
3. 使用言語:英語
4. プログラム (報告順。敬称略)
[第1日目](9時半―17時半)
(1) H. Hosoya (Seikei University)
“Transitional Justice for whom?”
(2) F. Osorio (Javeriana University, Colombia)
“Global Interests and Local Dispossessions”
(3) Y. Sendai (Sophia University)
“Interaction between Peasants and the State in the Alternative Development Process”
(4) N. Hataya (Sophia University)
“National Integration and Local Resistance in Colombia”
(5) A. Noguchi (Senshu University)
“Trade Friction for No Real Substance”
(6) M. Sato (Daito Bunka University)
“Social Position of the Corporation Re-examined”
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[第2日目] (10時半 ― 17時)
(7) L. Grove ( Sophia University)
“Globalization, Lengthening Commodity Chains, and Product Safety”
(8) W. Zhang (Nankai University, China)
“Market and Merchant Associations in Product Quality Control”
(9) T. Nakajima (National Graduate Institute for Policy Studies)
“Food Safety and Innovation in Japan”
(10) T. Hirai (Sophia University)
“Financial Globalization and Instability”
(11) C. Perrotta (University of Salento, Italy)
“Causes and Effects of Globalisation in the European Union”
(研究代表者:平井俊顕[経済学部])