・このところ、行っていること 下記の原稿の執筆作業 ・大分以前に、関連する文献・資料を読みながら、メモをつけたり、 場合によっては長めのノートを作成したりしていた。 ・これらをもとに、あらいアウトラインを考え、それに沿いながら、 書きたいことを探りながら、書き込んでいく作業をおこなったりしていた。 ・これをもとに粗い一次草稿を作成していた(粗いが、一応、体裁はそれなりに 整っている)。 ・それからしばらく経ち、いま一草稿をもとにしながら、本格的な論考に仕上げる べく気持ちを集中させることに努める。多くの点で修正や改定作業に思い至り、その 都度、改定作業を繰り返していく。目次の項目や順番などもその時々の状況に応じて 変えていくことになる。 現在行っているのはこの作業。これが全部終わってもそれは、完成原稿の一歩手前 という位置づけになる。 *** これらは、通常の度の研究でも経過するプロセスであり、特別なものではない。 書き出せば、こういうことになるが、これもその時、その時の気分でかなり変化 する。要は自分で自分のスタイルを見出すことだと思う。 *** 通商政策とケインズ ― 1942年12月-1945年12月― 1. はじめに 2. ジェームズ・ミードの通商同盟案をめぐる応酬 2.1 「通商同盟案」について 2.2 オーヴァートン委員会報告への反応 3. ミードとの応酬 ― 輸入制限、二国主義をめぐって 4. J.M.フレミングとの応酬 ― 輸入制限 対 為替切り下げ 5. イギリス政府内での進展状況 6. ケインズの発信 - ワシントンから 7. むすび 付論1. 「パズヴォルスキーの覚書」をめぐって 付論2 ミードの「国際通商同盟案」(25 July 1942) |