2018年3月17日土曜日

通商政策をめぐるケインズのスタンス ―「輸入制限」と「双務主義」重視が示唆するもの  平井俊顕(上智大学)



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通商政策をめぐるケインズのスタンス

―「輸入制限」と「双務主義」重視が示唆するもの


               平井俊顕(上智大学)


1. はじめに

2. ジェームズ・ミードの通商同盟案をめぐる応酬

2.1 「通商同盟案」について
2.2 オーヴァートン委員会報告への反応

3. ミードとの応酬 ― 輸入制限、二国主義をめぐって

4. J.M.フレミングとの応酬 ― 輸入制限 対 為替切り下げ

5. イギリス政府内での進展状況

6. ケインズの発信 - ワシントンから

7. むすび


付論1. 「パズヴォルスキーの覚書」批判

付論2 ミードの「国際通商同盟案」(Meade [1942])